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箱外にっき

ただの日記

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2024/05/16(Thu)13:35

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人称についての考察

2006/06/01(Thu)22:21


※もとい意味も無い個人的な考え


小説の書き手として、一人称と三人称もの使い分けは大変だと思います。
私の場合、短編でしか一人称は試したことはないのですが・・・
まあ意味の無い素人の個人的意見ですからー。
不愉快になったら見なかったことにしてください。



一人称。
一人の登場人物の視点で語られます。
これは主人公などの感情をダイレクトに伝えられます。
また三人称よりも感情移入しやすいなどの利点もあります。
他にも何かを隠して話を進めるのには最適ともいえるでしょう。
(例えば敵組織の内情や、周りで起きる主人公には理解できない事件など)
そして主人公の内面的成長や、人への感情を表現しやすくもあります。
反面、これをすると主人公の気付かない範囲での事を書くことができないです。
また主人公固定にすると、主人公の意識の無い間の出来事の説明ができません。
多くの面を書こうとすると、いろいろな人物からの視点を使うことになります。


三人称。
まず、三人称は2つにタイプが分かれます。(と私は思っています)

1つは一人称よりの三人称。
これは台詞外の部分が登場人物の視点をもとに書かれます。
私の場合こればっかり使っているのですが、これには注意が必要です。
間違っても、途中で他の登場人物からの視点に変えてはいけません。
話が切れた時や、行を空けてそれを分かりやすくするのならいいのですが。
これだと、完全に登場人物の思ったことは直接伝えられなくとも、
どんなイメージをもっているかなどがなんとなくわかります(上手い人だと)
反面、登場人物の心情も場面の描写も中途半端になりがちな部分があります。
一人称なら気付けない部分も表現可能ですが、
その分登場人物の考え方の変化や心情などの違いの表現が難しくなったりします。

もう一つは完全に割り切った三人称。
これはその場にいない第3者が語るタイプです。
私はこれが一番難しいと思います。だって、視点が完全に違う所にあるのですから。
なので登場人物が危機に直面しても、その動揺を台詞以外に出すことが出来ません。
これを利用して、物語に関係ない第3者として扱うという方もいます。
ギャグものだと、ナレーションに突っ込みを入れるとか。
主人公にしか聞こえない謎(?)の声とかいう有り方もできます。
ともかく、登場人物とは温度差のある表現ができる、ということです。


あ・・・結局自分で何を言っているのかわかりませんねぇ・・・
まあ駄文の類だと考えて気にしないでください


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